上海の老年爵士によるジャズバンド
上海の街や郊外を散策してきました。
上海バンドにある和平飯店のバーで、初老のおじさんたちのジャズバンドが演奏しているというので出かけてみました。行ってみると、和平飯店は丁度修復中で、5ヶ月間だけTホテルで演奏しているとのことで、早速Tホテルに移動。
紺系のスーツにネクタイ姿の初老のおじさんたちは、静かな表情で演奏していました。これがかの有名な「老年爵士楽団」というバンドで、上海ではジャズの愛好家は一度は必ず行ってみる店だそうです。
薄暗いホールのステージには6〜7名の老年爵士がいて、昔懐かしいジャズを演奏していました。
中国のビール「燕京麦酒」を飲みながらじっと耳を傾けていると、《Smoke gets’ in your eyes》や《Love is a many Splended Time》など、誰でも良く知っている音楽が次々に演奏されました。
テーブルには曲目を書いた紙が置いてあり、気に入った曲があれば1曲30元(480円)でリクエストに応じてくれます。
演奏は決して盛り上がらず、あくまでBGMのような雰囲気を壊しません。
とりあえず租界時代の雰囲気を彷彿とさせるその場の空気を楽しみに来る人が多いようです。
老年爵士楽団による演奏
上海博物館
上海博物館は1952年に開館した中国古代芸術の総合博物館。開館当時は南京西路325号の旧競馬場跡地に位置していましたが、その後1959年に河南南路の旧中匯大楼に移転しました。現在の場所に再び移転したのは1996年。新しい建物は建築総面積39200平米、4階建ての荘厳な造りとなっています。
所蔵品は約100万点におよぶとか・・・。 品目は青銅器、陶磁器、書、絵画、彫刻、家具、印鑑、貨幣、玉、少数民族工芸など多岐にわたり、所蔵品の年代も1万年以上前のものから20世紀のものまでと幅広く、その当時の名作逸品が揃っています。
花が綺麗な上海博物館の入口
民族衣装はその民族文化の象徴ともいえますが、風俗、宗教、地理、気候条件などの違いによって、素材も様式も図案も千差万別です。数多く展示されているどの民族衣装も、緻密な刺繍が施され、手織りの帯や小物がとても美しい。
民族衣装の刺繍
行進する兵隊の像
周荘は上海から約70キロ、車で約1時間20分のところにあります。
900年の歴史を持ち、かつては江南の水運、商業の要衝として栄えた街だそうです。
街の中にある水路は生活にも使われています。

濠と古い家並みと石橋とがこじんまりとまとまっており、味わいのある美しい街並みが続いています。

「上有天堂、下有蘇杭(天上には極楽があり、地上には蘇州、杭州がある)」という有名な言葉をもじって「上有天堂、下有蘇杭、中間有一箇周荘(天上には極楽があり、地上には蘇州、杭州があり、中間には周荘がある)」と言われることもあるそうです。
200年以上も前の街並みがそのまま残っていることにびっくりしました。
静寂の中で、船に乗って細い通路をめぐり、豪商の屋敷を訪ね、石橋から水路を眺めていると、かつて大いに繁栄した中世中国の水郷都市へ、タイムスリップしたような錯覚に陥ります。
(Y.I記)



